
バイアグラのよくある質問 (Q&A)
EDの治療薬として世界的に有名なバイアグラ。しかしバイアグラの名前が先行しているあまり、「名前は聞いたことがあるけれども、詳しい効果や効果的な服用方法など分からないことだらけ」と言う方は少なくないはずです。このページでは、バイアグラに関してよくある質問についてQ&A方式でご紹介していきます。
Q : バイアグラに興味があるのですが、副作用や依存性などといった安全面が心配です。
A : バイアグラをはじめとするED治療薬は、ペニスの海綿体血管を縮小させる働きのあるPDE5という酵素の働きを抑制する働きがあります。 この作用で、ペニスに大量の血液を送り込むことができ、十分な勃起を促すことができるのですが、ED治療薬を飲んでいてもも、性的興奮を感じなければ勃起することはありません。日常生活に支障をきたすことなく普段と同じように送ることができるので、安心して服用することができますし、神経に働きかけるものではないので、「バイアグラを飲まなければ勃起できなくなってしまった」というような依存性は出ません。またバイアグラの副作用には、血管の拡張による顔のほてりや頭痛、血圧の上昇などが挙げられますが、薬の効果が薄くなると副作用も次第に弱まります。
Q : バイアグラ50mgを2錠同時に服用して100mg飲んでも大丈夫でしょうか?
A : 日本国内で許可が下りているバイアグラは50mgタイプまでですが、欧米で流通しているバイアグラは100mgが一般的です。この違いは日本人と欧米人には体格差が、つまり日本人は欧米人より比較的小柄なので50mgで十分効果があるとされています。
しかし中には、欧米人のように体格のいい人など、日本人でもバイアグラ50mgだといまいち効果が弱い気がするという方もいるようです。国内正規品のバイアグラ100mgはないので、もし50mg以上のバイアグラを摂取したいという方は、一度に二錠飲むという手段があります。しかし、中には服用方法が悪く効果が十分に現れていないという人もいるので、 100mgのバイアグラを摂取したいというケースは、自己判断ではなく必ず医師に相談してから服用するようにしましょう。
Q : バイアグラ50mgをピルカッターで半分に割って飲んでも大丈夫ですか?
A : バイアグラを初めて飲むという方や、50mgで効果が出すぎてしまうという体質の方などは、バイアグラをカットして飲むのがおすすめです。バイアグラのピルカッターを使うと、しっかり半分に割ることができますが、バイアグラをカットした後は、保存方法に注意点が必要です。 バイアグラは青い錠剤ですが、これは薬が劣化しないようコーティングしているためなので、バイアグラをカットすることでコーティングされていない白い内部は外気にさらされることでどんどん劣化し、使用期限が早まってしまいます。
コーティングされていない薬は特に高温・湿気に弱いので、カットした残り半分の薬は、高温多湿の夏場で1週間以内、気温が低く空気が乾燥している冬場で2週間以内を目安に服用するようにしましょう。また保存する際には、薬をラップに包んで密閉したり、錠剤ケースにティッシュなどを詰めて薬が空気に触れないようにしたりなどと気をつけるのも大切です。
Q : 高齢で高血圧や糖尿病の持病があります。ネットでバイアグラについて調べた際に「心臓に負担がかかる」と知ったのですが、バイアグラを服用しても大丈夫でしょうか?
A : 確かにネット上では「バイアグラは心臓に負担を掛ける」といった、マイナスイメージの情報が多くあります。バイアグラなどのED治療薬は、血管を広げて血流を促進することでペニスの海綿体に大量の血液を集まりやすくし、勃起を促す薬です。しかし実際には、バイアグラの血管を拡張するという働きは、心臓への負担を大きくすることはなく、むしろ心臓疾患や糖尿病の症状改善に効果があると、近年の医学研究で注目を集めています。
しかしバイアグラの禁忌薬であるニトログリセリンや亜硝酸アミル、塩酸アミオダロンなどといった心疾患系の薬を服用している方は、バイアグラを服用することで命に関わる重大な症状を引き起こしてしまう可能性もあるため、主治医にバイアグラを服用できるかどうか確認してから服用するようにしましょう。
Q : バイアグラの効果が最も出るための服用方法やタイミングは何ですか?
A : バイアグラは腸から吸収されるため、空腹時に服用するのが最も効果が出るとされ、空腹時では30分ほどで効果が現れます。反対にバイアグラを食事と一緒に服用してしまったり、食後に服用したりすると効果が半減する恐れもあるので注意が必要です。もし食事をとる場合は、食前で空腹の状態でバイアグラを服用し、薬の成分を体内に吸収させてしまえば食事を取っても問題はありません。また一部の人の中で、「噛んで服用すると溶けやすくなって効果が早く出る」といった意見があるようですが、噛んで細かくして服用しても苦いだけで、即効性はほとんど見込めません。
Q : ラブグラは女性用バイアグラですか?
A : バイアグラと同じ有効成分クエン酸シルデナフィルが配合された、女性用バイアグラジェネリックです。 陰部周りの血行を促進することで、性的感覚を感じにくかった女性をサポートします。陰部外部や内部の血行がよくなり感じやすくなることで、陰部内の分泌が促進されます。服用方法・副作用などについては、バイアグラまたは、他のバイアグラジェネリックと同等ですが、女性には女性用のラブグラの服用が必要です。小柄な日本人女性の体格には、1錠をそのまま服用してしまうより、ピルカッターなどで半分にして服用された方が良いかもしれません。
Q : バイアグラジェネリックについて教えてください
A : バイアグラジェネリックとは、主成分をバイアグラと同じシルデナフィルとし、製造工程・成分が同等とされたジェネリック医薬品になります。バイアグラジェネリックで、一番よく知られているのは、大手製薬会社アジャンタファーマ社より製造・販売されているカマグラシリーズや、センチュリオンラボラトリーズより販売されているセンフォースです。 カマグラについて詳しくはこちら
Q : ただいま妊活中です。バイアグラを服用しながら子作りをしても、精子や産まれてくる子どもに悪影響はないでしょうか?
A : これまでバイアグラを服用したことが原因で、精子の奇形率が上がったり、生まれてくる子供に悪影響が出たりなどといった報告は、日本はもちろん、海外も含めてあがっていません。バイアグラは、血管を縮小させてしまう酵素の働きを抑えて、ペニスに十分な血液を送り込むという働きをするので、男性不妊の方が服用することで性行為がうまくいき、無事子どもを授かったという家庭も多くあります。妊活中の方でも、父子ともに体への影響を心配することなく、安心して服用することができます。
Q : バイアグラの併用禁忌薬は内服薬以外に何かありますか?
A : ED治療薬の禁忌薬は内服薬だけではありません。舌下錠、貼り薬、吸入薬、塗り薬、スプレーなどでも硝酸剤が含まれたタイプだと、バイアグラと同時に服用することで急激な血管拡張、そして血圧の低下につながります。急激な血圧の低下は命を危険にさらすため恐れもあるため、ED治療薬とは併用禁忌となっています。
また次の緑内障治療に処方される点眼液も、 ニプラジロールという成分が硝酸剤に似た血管拡張作用があるためバイアグラの服用を避ける必要があります。
- 【サワイ、TOA、ニッテン、わかもと、日点】ニプラジロール点眼液0.25%
- 【テイカ製薬】ニプラノール点眼液0.25%
- 【興和創薬株式会社】ハイパジールコーワ点眼液0.25%
Q : 高脂血症と糖尿病と診断されましたが、バイアグラを服用できますか?バイアグラを服用できない人はいるのですか?
A : 高脂血症と糖尿病いずれの治療薬も、バイアグラの併用は可能なケースがほとんどですが、いずれもEDと深い関係がある生活習慣病なので、薬やバランスの取れた適切な食事療法などでしっかりと病気を治療することがED症状改善のためにとても重要です。糖尿病で血糖値が高い状態が続くと血管が詰まりやすくなって血流が悪化しますし、高脂血症漿は動脈硬化の進行を早めてしまうため、ペニスへ十分な血液が届かなくなってしまいます。かかりつけ医に相談しながら、EDと持病の両方を改善しましょう。
またバイアグラを服用できないケースには、次のような症状のある方が挙げられます。①硝酸剤または一酸化窒素供与剤を投与している方②心血管系障害があり、セックス自体を禁じられている③血圧が低すぎる、もしくは高すぎる方④脳梗塞や心筋梗塞の既往歴がある方。持病のある方はバイアグラを服用する前に、かかりつけ医に相談するようにしましょう。
Q : 高血圧のため、アイミクス配合錠などの治療薬を服用していますが、バイアグラを同時に服用しても問題はないでしょうか?
A : 基本的に高血圧患者向けの薬はバイアグラと動じ服用しても、健康的な問題はありません。しかし、ディオバンやアムロジンなどといった降圧剤はED治療薬と併用することで降圧効果が上がる報告があります。そのため安静状態から急に立ち上がるときは立ちくらみが置きやすくなってしまうので、急に体を動かさずにゆっくり起き上がることが重要です。
また高脂血症や糖尿病と同じく、高血圧もそのままにしておくと血管の老化が進むため、ペニスに十分な血液が届けられず、EDが悪化してしまいます。ED治療のためには血圧管理もしっかり行いましょう。
Q : お茶と併せてバイアグラを服用すると抗がん作用があると聞いたことがあるのですがそれは本当ですか?
A : 結論からお話しすると、それは本当の話です。以前、九州大学大学院農学研究院食品機能化学の立花宏文教授が行ったマウスの実験で、お茶とバイアグラを併用服用すると抗がん作用が高まると確認され、2013年アメリカの医学誌に論文を発表しました。ただし、お茶であれば何でもいいいというわけではなく、抗がん作用があるカテキンが豊富に含まれている緑茶と一緒に飲むことで効果が高まると言われています。
立花教授の研究チームは、カテキンの一種であるエピガロカテキンガレート(EGCG)の持つ抗がん作用に注目。2004年には、EGCGががん細胞の表面にあるたんぱく質と結合して、がん細胞の働きを抑える効果があると発表されていましたが、その後、シルデナフィル成分を含むバイアグラを摂ると血管が拡張されるため、EGCGがよりがん細胞に届きやすくなり、 抗がん作用が高まるという事が判明したのです。マウスを使った実験では、マウスに移植されたヒトのがん細胞はEGCGとバイアグラを投与後、16日で死滅しています。
Q : バイアグラはどのように購入できますか?
A : 日本国内では、薬局などの店頭でバイアグラを購入することはできません。イギリスでは、すでにバイアグラの店頭販売が開始されているようですが、残念ながら、日本国内でのバイアグラの購入には、医師の診断後、処方箋で受け取りが可能となっています。バイアグラをクリニックへ通わず購入できるのは、インターネット通販、もしくは個人輸入のみとなります。
Q : バイアグラを店頭で購入することは可能でしょうか?
A:初めてのバイアグラの購入には、まず受診をおすすめいたします。健康上の問題の有無をまず最初に確認するのが良いでしょう。健康上に少し不安があるといった方には、クリニック等で相談された方が良いのかもしれません。メールでの相談を受け付けてあるクリニックもあります。
しかし、クリニックでは初診料や受診料がかかる他、予約が取れなかったり、長時間待たなければいけない場合もあります。さらにその後処方箋へ行き、治療薬代を支払うという手間はかかってしまいます。
Q: 通販は可能ですか?
インターネットでは、日本国内入手不可のバイアグラの購入も可能です。しかし、安易にネットで購入してしまうのはとても危険です。インターネットでの購入には、体に有害な成分が混入されている「偽物」が存在する為、個人輸入代行業者などの代理店を介しての購入をおすすめいたします。
また、バイアグラはすでに服用しているけれど、経済的に追いつかないなどといった方にはにもおすすめです。安全で実績のある代理店といえば、ベターヘルスストアーではないでしょうか? このサイトでは、海外製のバイアグラジェネリックも購入可能です。